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●廃日記W(pipipih4 1億3千万桁の計算)
背景は本文とは関係ありませんm(_ _)m
NEC98が好きなんです(^^)v


2001.8.7 UP(pipipih4 1億3千万桁の計算)
1.はじめに
最近のベンチマークソフトの場合、メモリの一部分しか使わなかったり特定のものしか使用しないといったものが多く、今のマシン仕様に合わなくなってきました。
マシンを組むと今まで耐久テストとしてはスーパーπ3355万桁をやってましたが、これもメモリ使用量が300Mbyte以下と今時の512Moverなメモリ搭載マシンのテストに相応しくなくなってきました。
近藤さん作のPIPIPIH3(現在はPIPIPIPH4)なるπ計算プログラムは1億3千万桁の場合はメモリをほぼ500Mbyte使い切り、
2億6千万桁は1Gbyteを使い切ることに注目。
なかなか言うことをきかないじゃじゃ馬プログラム(近藤さんゴメン)というほぼ常用モードに合うテスト環境が実現出来るのと、全メモリを徹底的に痛めつけることが出来る、さらにはπというなじみの計算が魅力です。
私はP2B−Fにメモリ256Mbyte*4=1Gbyte搭載した時から耐久テストに使用してます。
常用マシンの限界点をどこにするかは各自マチマチでしょうが、私の場合はこれが通ることが最低条件としています。
それでなくても挙動不審なアプリを結構かかえてますので、ハードで落ちることは絶対避けたいんです。
今回の耐久テストはDUAL VGAをG400DH AGP + G200PCIからATI RADEON VE
に変えた為に行うことにしました。

2.テスト環境
初めての雷鳥マシンです。
今回のテストはベンチマークというより、夏仕様の雷鳥さんでマラソンに耐えることが出来るかどうかですので、
V-core、V-IO等の電圧は一切いじらない。
蓋は閉めたまま。
周辺もファイルサーバーのネットワークドライブを解除する以外はまんま仕様。

あくまでも常用マシンの耐久テストにこだわってます。


MB >>ASUS A7M266(V-Core 1.79V,V-IO 3.5V)
CPU>>Athlon1.4Ghz(140*11=1540Mhz)(夏仕様モード 常用可能限界はFSB145)
MEM>>Micron DDR256Mbyte*2=512Mbyte
VGA>>ATI RADEON VE(1600*1200 Dual VGA)
CRT>>IIYAMA 21inch *2(Dual)
HDD>>Seagate Balacuda 30G*2 + 40G(3本とも内蔵IDE)
SCSI>>Adaptec AHA2940AU
NIC>>Melco Lan CARD
FDD>>Tomcat 3mode
SB >>内蔵
HS >>KANIE(うるさΔファン付)

周辺:
MO >>富士通640Mbyte
CD/PD>>ナショナルCD/PD/CDR
その他、カラーレザー・モノクロレザー・バブル等プリンタ、スキャナ等

OS:
WINDOWS98 & WINDOWS2000 Dual Boot
ネットワークは98ではTCP/IP、2000ではAPPLE TALK使用。
2000でAPPLE TALKを使っているのは、NT Serverへ、イメージセッタ(プリンタ)
へのデータ書き出しの為の仕様なのです。

アプリケーション:
Photoshop、IllustratorといったADOBE製品を基本としてどっちゃり
書体登録は200書体以上。
一般プリンタ以外にAPPLE TALK 経由のプリンタ登録20以上。

3.テストにあたり

PIPIPIH4プログラム

は近藤さんのHPにあります。
尚、只今(8月19日迄)ベンチマーク大会開催中(豪華景品付・・嘘)
腕のある方も無い方も、ふるって参加して下さい。
一般アプリ並に固まったふりをしたり、収束しなかったり、領域確保に失敗すると永遠にやり続けたりとかなり楽しめます。

4.メモリ領域
1億桁以上の計算をさせる場合、必要最低限のメモリ搭載の場合、クリンインストすると何とか確保出来ますが、使い込んだOSだとなかなかメモリ確保が難しいです。
私のWIN2000も上記のような構成ですので、512Mbyte搭載時に起動時には420Mbyte程しか確保出来ません。
1億桁を計算させるには449Mbyte必要ですので、このままではソフトに怒られて計算出来ません。
そこで、メモリクリーナーというソフトのやっかいになってます。
これはメモリ領域を広げてくれるスグレモノです。
このソフトの本来の使い方は違うのですが、以前、おらぁベンチ用に作ったんじゃないぞ!って怒られるの覚悟で、作者に謝って使わさせてもらってますm(__)m

るてんしとさん作「めもりーくりーなー」

1度で確保出来ない場合は何度かクリックして確保します。
あまりやりすぎてπを実行すると無限ループ地獄に陥るようで、私の場合は450Mbyteギリギリがいいみたいでした。
しかし、なかなか難しいです。
成功したかどうかは、やってみなくちゃわからない(^^;;
今回のマシンでの初期値は9分代、完了時4時間程度ですから、失敗につきやり直しは・・・・やればわかります(--;

メモリ確保に精一杯なのと、DDRメモリ電圧も発熱対策でギリギリまで低くおさえてますのでメモリはユルユル設定にしてあります。
ベンチマーク用として、たろささん考案の加速装置なぞもありますので、参考にするといいでしょう(^^)o

5.実行モード
HDDは3台入ってますので、
C:SEAGATE 30Gbyte 1 WINDOWS98 & WINDOWS2000(Dual Boot)
D:SEAGATE 30Gbyte 2 PAGEFILE
E:SEAGATE 40Gbyte  PIPIプログラム置き場&計算用
と各々のHDDが独立で動くようになってます。

6.FSB140(140*11=1540Mhz)の場合
2回走らせましたが、ベストは4時間02分代でした
(画像どっかいっちゃった)


7.FSB141(141*11=1551Mhz)の場合
3回目にFSB141で走らせました。
理由は4時間切れなかったのが悔しかったからでーす(^^;;
4時間01分55秒59とやはり4時間の壁は厚い。


8.FSB142(142*11=1562Mhz)の場合
4回目にFSB142で走らせました。
理由は上記同様4時間切れなかったのが悔しかったからでーす(^^;;
4時間00分34秒69と途中経過で予想通りとなりました(汗)


9.FSB143(143*11=1573Mhz)の場合
5回目にFSB143で走らせました。
実に、実計算だけで20時間以上ですね(^^;;

3時間59分28秒83
やっとこさ、3時間台になりました。
メデタシめでたし(^^)/


これ以上は??
もうイヤッ(x_x)

10.結果として
このプログラムはループタイムがほぼ同じ時間であることがわかります。
もし途中で変なタイムが出れば、HDDのリトライやマシンが不安定の可能性が大きいかもしれませんね。
早いベンチが必要な場合はHDDをうんと早いやつにしませう(^^)

私????
途中メモリ調整やらなんやらで、都合丸2昼夜連続運転に耐えて飛び続けた雷鳥さんに満足満足o(^^o) (o^^o) (o^^)o

いじょっ


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