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もう、使うしかない!
Celeron333MHzでもVGA/30fpsキャプチャ可能な
フリー(無料)MotionJPEGコーデック!


 皆さんはビデオキャプチャを行うときにはどのようなフォーマットで行われるでしょうか?320×240ドットサイズ(QVGA)で非圧縮というのが一番簡単(コーデックを入手しなくても良い点とHDDへの転送速度の点において)で、よく使われていると思います。
 しかし、さらに大きなサイズでキャプチャを行いたい場合、たとえば、VGAサイズ(640×480)でキャプチャを行おうとすると、画面面積は上記の4倍の面積となり、毎秒あたりの転送速度も4倍必要となります。こうなると、HDDへの転送速度が追いつかなくなり、毎秒30コマ(30fps)で取り込むことは困難になります。
 このときに使われるのが動画コーデック(CODEC)です。これは動画を圧縮・展開するプログラムの総称で、VideoForWindowsに組み込まれてドライバ的に使われます(というか、ドライバかな?)市販のものでリアルタイム圧縮(圧縮しながらキャプチャを行う)のできるものは、MS-MPEG4、MotionJPEG、MPEG1、MPEG2(ソフトウエアを使ったMPEG2リアルタイム圧縮にはPentiumV-500MHz以上のCPUパワーが必要だそうです)etc.があります。MPEG系のコーデックはPフレーム、Bフレームという前後フレームとの関係を使って圧縮するフレームがあるので、編集できる精度に制限があります。このため編集には不向きです。一方、MotionJPEGではフレーム(コマ)単位にJPEG圧縮を掛けるので、前後フレームの関係が無く、1コマごとに編集(切り分け・結合)できます。
 しかし、今まではフリーウエアのMotionJPEGコーデックはありませんでした。ところが、太っ腹(?)のPEGASUS IMAGING社は、自社製品の「PICVideo」に入っているMotionJPEGをフリーで提供し始めたのです。
 無料提供ページはhttp://www.jpg.com/products/picreg.htmlです(英語)。 このページには「最速のMotionJPEGコーデックです。PICVideoはペンティアムUプロセッサで640×480・毎秒30フレームで圧縮・展開可能な唯一のMotionJPEGコーデックです。」と書かれています。

<注意!>VGAサイズでのビデオキャプチャを行おうとされている方は、お手持ちのビデオキャプチャカードがVGA(640×480ドット)サイズでのキャプチャに対応しているか確かめてください。もし320×240ドットまでのキャプチャにしか対応していない場合は、VGAサイズのキャプチャに対応しているビデオキャプチャカードに交換する必要があります。320×240サイズでこのページのMotionJPEGを使う場合は、問題ありません。

 そこで、このフリーのMJPEGコーデックを手に入れる方法を簡単に説明します。
 なお、これは著作権を侵害するような不正な入手方法ではありません(以下の方法を読めば明らかだと思います)。


(1)レジストレーションコードの取得
1、無料配布ページ(http://www.jpg.com/products/picreg.html)を開きます。
2、「Type "yes" to accept these conditions」のとなりに「yes」と3文字入力する。これはこのホームページ上の3つの約束(再販しない、配布しないなど)を守れるかという確認のようです。
3、下の方にある「Registration Name:」にローマ字で名前(適当なものでOK)を入力します。この名前は忘れないようにしてください。
4、「E-mail Address:」に、自分のメールアドレスを入力します。このアドレスにレジストレーションコード(MJPEGを使えるようにするキーとなる数字)が送られてきますので、間違えないように入力してください。
5、SUBMITボタンを押します。
6、まもなくE-mailで自動的に以下のようなレジストレーションコードが送られてきます。
==============================================================
Here is your registration information...

User Name: yamura
Decompressor Registration Code(PRODUCT ID 2000): 99656769
Compressor Registration Code(PRODUCT ID 2200): 91601168

PICVideo can be downloaded from:
ftp://www.jpg.com/pub/picvideo/PICVIDEO2.EXE

If you have any questions regarding PICVideo, contact:
mailto:support@jpg.com
(以下略)
==============================================================
@は展開部のレジストレーションコード、Aは圧縮部のレジストレーションコードです。


(2)CODEC本体(インストーラ)のダウンロード
 PICVideoCODEC本体をダウンロードします。場所はftp://www.jpg.com/pub/picvideo/PICVIDEO2.EXE(628kByte)です。ここからも直接ダウンロードできます。
8、7でダウンロードした本体を実行してインストールします。
9、マイコンピュータ→マルチメディアで「マルチメディアのプロパティ」を開き、「デバイス」のタブをクリックします。
10、ツリーの中から、「ビデオ圧縮Codecs」をダブルクリックすると、Codec一覧が表示されます。
11、この中から、「PICVideo MJPEG Codec」をダブルクリックします。
12、「PICVidec MJPEG Codecのプロパティ」のダイアログが開いたら、「設定(S)」ボタンをクリックします。
13、「About PICVideo」のダイアログが開いたら、右側の2つの「User Name」の欄には、3で登録した名前を、上下の「User Registration Number」には、上に展開部のレジストレーションコード、下に圧縮部のレジストレーションコードを入力します。


(3)推奨設定
 キャプチャソフトの圧縮設定を選択し、「ビデオの圧縮」ダイアログで「PICVideo MJPEG Codec」を選択してから、「設定」を押すと下のようなダイアログが現れます。これが設定画面です。


 ずばり、この設定が推奨設定と言って良いでしょう。なお、最初に起動したときは「MJPEG Settings」内の圧縮率以外の項目は表示されていないので、「Advanced>>」と書かれたボタンを押して表示させてください。詳細項目が表示されるとこのボタンは「Basic<<」となります。再度このボタンを押すと詳細項目が隠れます。以後、AdvancedモードとBasicモードを交互に切り替えることができます。
 特に注意する設定項目は、「Compression Quality」と「2Fields If More Than ___ Lines」です。前者は画質の設定で、数値が大きくなるほど(スライドレバーを右に動かすほど)画質は良好になりますが、キャプチャファイルサイズは大きくなります。後者は、この文の左に付いているチェックボックス("レ"マーク)をはずした状態にします。この方が画像の輪郭に出るブロック歪が目立たなくなります。他の設定項目はよく分かりません(爆)。
 この推奨設定ではキャプチャファイルサイズは、「キャプチャ秒数×1MByte」です。アニメOP/EDをキャプチャすると、大抵は100秒前後なので、約100MByteになります。これから分かるように、画像サイズから比べると非常に低い転送レートでキャプチャできますし、この程度だとHDDの転送レートの限界を大幅に下回っているので、転送レートの問題による激しいコマ落ちは発生しないということになります。


(4)Celeron333MHzで動作するか?
 私の環境では、VGAサイズ・30fpsでキャプチャ可能です。ただし、以下の点に注意してください。
・Bt848、Bt878などのキャプチャチップ(?)を搭載したビデオキャプチャカードでは、VGAサイズをキャプチャする際にはオーバーレイモードではキャプチャできず、プレビューモードにする必要があります。ここで低スペックのCPUでは、キャプチャ中のプレビューが停止してしまう場合があります。「ハングアップしたか?」とちょっとヒヤヒヤするかもしれませんが、キャプチャは正常に行われます。(本当にハングアップする可能性もあるので怖いところですが^^;;)
・Celeron333程度だと、マウスを動かすだけでもキャプチャに与える影響があるようです。キャプチャ中のコマ落ちを防ぐためには、キャプチャ中にはできるだけマウスを動かさないほうが良いと思います。
・コマ落ちは非常に少ないですが、完全には無くなりません。1分間に数コマ程度のコマ落ちが発生する場合がありますが、頻度が低いのであまり目立ちません。これはCeleron333MHzをクロックアップして560MHz駆動した場合もほとんど変化無く、コマ落ちは発生するようです。これはHDDにも問題があるのかもしれません(VideoForWindowsにもコマ落ちを誘発する原因があると聞いたことがあります)。


(5)唯一の欠点
 それは、「非常にハングアップしやすい」ということです。キャプチャ中にキャプチャソフトのカウンタが止まる、マウスカーソルが動かなくなる、プレビューが固まる・・・などの現象が起こり、以降の操作を受け付けなくなる(ハングアップ状態)可能性が高いです。速度を優先して安定さを犠牲にするシビアな処理を行っているからでしょうか。


 不安定なのが玉に傷(私の環境だけかもしれませんが)なんですが、それでも使いたくなる、そんなすばらしいCODECなんですよ。これが無料なんですから、使わない手はないと思います。私はこのCODECを手に入れてすぐにソフマップに20GBのHDDを買いに走りました(爆)んー、やっぱりVGAサイズ、フルスクリーン再生でもアニメOPなどの歌詞テロップに振られたルビ(振り仮名)が読めるという解像度とこの滑らかさ、一度使うと病み付きになりますよ。(*^_^*)


 左は画面解像度をXGA(1024×768)にしてVGAサイズでキャプチャしたMotionJPEGファイルをMicrosoft MediaPlayerで再生中の画面です。こうして見ると結構大きなサイズですよね?